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秘湯 朝日温泉

2020.06.09 |

ヨシケン 吉田

岩内 雷電海岸から3km 山道の奥に朝日温泉あります。

今は10年位まえから土砂災害の為休業しております。

閉鎖中の様子。

解説で

1962年週刊朝日連載、水上勉「飢餓海峡」の舞台となった宿、その雰囲気が息吹が今も残る…。標高約320m雷電山登山口にある一軒宿の秘湯、暫く休業されており05年に再開。再開の事はもちろん知らないその年の2月、休業中のこの秘湯を訪れ、深い雪に埋まるこの宿の再開を願い、渓谷に香る硫黄の匂いだけかいで帰りました。到達難易度、奥深い自然環境、弘化元年(1844年)から続く歴史、1954年築の下見板の趣きある建物、そして渓谷に湧く足元湧出の露天風呂といい、全国的にも稀に見る本当の秘湯と感じました。無垢の木の床板はひかり、館内や脱衣室は清潔に保たれ、きれいな寝具も用意されており、気持ちよく過ごすことができます。再開されてから夕食は自炊となっていますが、その事が幸いし、コンロや食材、お酒を持ち寄り、まるで山形の芋煮に集まるグループのように奥深い山の一夜を、秘湯を楽しみ、鍋を囲み、会話を楽しむグループの憩いの場となっています。商業的な雰囲気もなく良い方に守られている温泉です
と有ります。
ここを何とかしたいという オファーがあり 現調してきました。
建物は 再生するには 痛みすぎて、解体するしかないようです。
浴室だった処。 浴槽の1部が残ってます。
電気が来てないので、発電機です。
凄い綺麗な川沿いです。
露天風呂は健在で、こっそり入りに来るマニアが結構いるようです。
私も入りたい!!
お湯はどんどん沸いているようで。
硫黄のにおいがもろ温泉の感じで。
雷電温泉は依然はにぎわっていたのかもしれませんが、もう営業している処はありません。
朝日温泉、電気もなく、電話も通じない、WiFi などとんでもない という 世俗を離れたい
諸氏のあこがれかもしれません。
国道からのルートは 岩内町の町道ですが、セダンのような車は道路事情が悪く、
この道が整備できれば 建築の方向は見えてくるのですが、、。
どうなるやら。

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